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怪奇小説のアンソロを買って読んでるんだけど、最初に菊地秀行さんの作品を読んだらレベルが高すぎて、それから他の作家さんのを何作か読んでも、どれも微妙に感じる。中には素人っぽいのもあるし。

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にゃおっく@_nyaok

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菊地秀行さんは掌編にするための省略の具合も、オチまでの持っていきかたも、文章の比喩ひとつひとつをとっても素晴らしかった。 江戸時代に行商人が旅をしていて、夜明け前に宿を出た後の描写、「ようやく東の空が水みたいに光りはじめた頃」が特に印象に残った。

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