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歌・連歌をよくし、能筆でもあった。 17代当主の近衞信尹（のぶただ、1565年 - 1614年) は三藐院（さんみゃくいん）と号し、「寛永の三筆」の一人に数えられる能書家で教養人であった。信尹には継嗣がなかったため、後陽成天皇の第4皇子であり、信尹には甥にあたる近衞信尋（のぶひろ、号応山、1599年
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- 1649年）を養子に迎えた。信尋も書道、茶道、連歌などの芸道に通じた教養人であった。江戸時代中期の人物である21代当主近衞家熙（いえひろ、号予楽院、1667年 - 1736年）も詩書画、茶道等諸芸に優れた教養人であった。家熙は古今の名筆を貼り交ぜたアルバムである「大手鑑」（おおてかがみ、現・国
