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だが星を見ながらそこにいるだけで、この地球を喜ばしているのは、他の生き物と何ら変わるところはないのである。違いはそのことを覚えているかどうかだけだ。 豚はこの夜も光っている。 豚舎の鍵がポケットでチャリチャリ鳴らないように気を付けながら、豚たちから離れて私も星空を見上げてみた。

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連載・幻想小説@aomi3santo

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私の星は、どこにある? 青い星、赤い星、緑の星に白い星。 ふと目に留まった瞬く星の一つに、己の鼓動が強まった気がした。とたん足裏からアースされるように、私の鼓動が地殻へ真っ直ぐ流れた。瞬きと同期して全身の血液がユラユラ愉快に踊り出す。

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