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芥川賞(第67回)宮原昭夫「誰かが触った」を読んだのだ。ハンセン病隔離施設内の学校を舞台に、その生活を明るく、真摯に描いた傑作なのだ。すでにハンセン病が治るものだと作中で語られているのだ。社会的な問題意識も高く、大岡昇平は「問題の切実性が、芸術性をゆるがせた」とまで語っているのだ。

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預言者アライ(ヨライ)さん@nekonomical

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芥川賞(第67回)畑山博「いつか汽笛を鳴らして」を読んだのだ。しんどい小説なのだ。子供の頃に背負った罪の意識、兎唇による劣等感、社会的弱者同士で相手を低く見る関係性、等々。主人公が電車で痴漢に仕立て上げられることを想像して怯える場面とか、現代と変わらないなって思ったのだ。

預言者アライ(ヨライ)さん@nekonomical

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