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私がかつて新卒採用された企業で、社長の叱咤激励とともに配られたのが"自助"に関する新書だったことをふと思い出しました。そこで働く人々は確かに自助以外の心を抱きようがないほど仕事で疲弊していて、その一員となる日々で失った何かを、本作は教えてくれたような気がします。おすすめの一冊です。

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ななき📚@kikk526933

#読了 水車小屋のネネ 津村記久子 この世界の一員として生きることに対し長年抱えていた孤独感というか、私は自分の人生を本当の意味では生きられていないし、きっと死ぬまでそうなのではないか、という漠然とした諦念に対して、今まで考えもしなかった暖かな選択肢を受け取るような読書体験だった。

みんなのコメント

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私が好きな小説の多くは自分と世界との関わりの中で、社会における立脚点を摸索していく物語を内包していて、それは有り体に言えば自助と共助のグラデーションの問題だ、と考えたのでした。まだ上手く言語化できないのですが。

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