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白く伸びた指に僅かだが確かな力が込められた。 ミルヴァートンへと向けられた銃口。あの銃口の先にいる自分の姿の幻が見える。あの冷たいくろがねを向けられた時、僕は…どんな顔をしているだろうか。 あと少し。彼の、シャーロックの手にかかってこの劇に幕を引くことができる。

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成功の可能性がこれでさらに高まった。彼はもうあの引き金を引くことを躊躇わないだろう。 「Catch me if you can,Sharlock.」 "もしも"などない。君は僕を捕らえにに来てくれる。 逸る気持ちを抑えながら、彼の前を後にした。 ああ、シャーロック。どうかこの僕も君の手で眠らせてくれ。

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