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声を上げるんだけど、綴理先輩がふにゃりと笑って、卓上ミラーにさやの耳を写してあげながら「ほら、ついたよ」って言ってくれるから、耳たぶに光るお揃いのピアスを見て嬉しさがこみ上げるのと同時に、鏡に写った自分の顔が赤くなっていて恥ずかしくなったさやが、少し怒って綴理先輩の顔を見れば、
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綴理先輩の耳に光るピアスが、今まさに自分が先輩に付けてもらったのと全く同じ色に煌めいていて、怒っていた気持ちなんて一瞬で吹き飛んでしまうし、先輩が「おそろいだね」って言ってさやの頬にキスをしてくれるから、もう我慢なんてできなくなって、綴理先輩をソファに押し倒して覆い被さって、