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『クララとお日さま』カズオ・イシグロ 2021 信頼しきれない一人称の語りはカズオ・イシグロの発明で、一度イシグロを読んでしまうと他のどんな一人称も試みが足りないような気がしてしまう。考えてみれば個人の内面とは元々曖昧なものであり、イシグロはずっとそれを曖昧なまま書いている。 (1/3) pic.twitter.com/l37sZhDtP1

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むしろ誰にでもわかりやすく、読みやすく個人の心情を書き記してしまったことは、小説が犯した罪だったのかもしれない。 そんなイシグロの筆致でAIが内面を吐露している時点で、小説がもうすでに“成功パターン”に入っちゃってる感じがある。もはや何が書かれていても面白い。AIの信仰が通じた (2/3)

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