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これは再評価されるべき作品。 「人妻とチンパンジーの不倫」というセンセーショナルで下品なアイデアなのに、仕上がりは知的でエレガントというアクロバット。 松竹大船撮影所出身だが、その保守性を苛烈に批判していた大島渚が、「フランス+人妻と猿の愛」で、見事な松竹大船スタイルを見せた皮肉。

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中井かんいち@ichikawakon

#まだ広く発見されていない映画 大島渚監督の『マックス、モン・アムール』。 知名度が今一つな、ホームドラマで有名な松竹出身の大島が手がけた、人間の女性とチンパンジーとの恋愛を描いた異色のホームドラマ。緊張感がありながら軽やかな雰囲気がある、「粋」な作品。再評価されるべきだと思う。

エンタメ放浪者 ウディ本舗@woody_honpo

みんなのコメント

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「サンセット大通り」で物語の冒頭にチンパンジーの葬儀がありますが、シュミットによるとワイルダーはスワンソンに「この猿はお前と恋仲だった」と演技指導(多分キングコングの象徴)。 そして執事シュトロハイムの役名はマックスなんですよね。

まぐろさばお🤡🤡|映画レビュワー@kinemount

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大島渚は『愛のコリーダ』以降スタイルが変わった。多作だったのが寡作になり、政治性や観念性が後退した。大島渚によると「よりシンプルで本質的な」映画になった。 しかし『愛のコリーダ』以後の5本は、一本も駄作がなく、全て秀作だと思う。 この5本は映像も美しく、大島渚が実は映像派だと分かる。

エンタメ放浪者 ウディ本舗@woody_honpo

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