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「きゃはは、やっぱり変な味するよなぁ。不思議な味がするグミって最近話題になってたから、買ってみたんだよ」 めるめるもそんな顔するんだな、と笑われてムッとしながら、あまぎの持っているグミのパッケージに目を向けた。 「何味ですか？」 「ふしぎ味」 「……」 「本当だって！ほら！」
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パッケージには確かにふしぎ味と書かれている。 「何回食べても何の味か分かんねぇから面白いんだよな。もう1個食べる？」 そう言われ、また1粒差し出されたから、ひめるも何味か気になってきて、あまぎの手からぱくりとグミを食べた。 眉間に皺を寄せながら咀嚼していると、あまぎが笑っていた。
