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@Kyusyun_info 心鈴は産まれてから宮司様に拾われるまでずっと人と会わずに過ごしてきた為、言葉を覚える機会がほとんどなかった。 あるとすれば時折り庭の方から聞こえてくる声と離れに押し込まれた古い本などから得られるほんの少しの知識のみ、その中にあった神様が人々を救う話の本が好きだった。
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いつかきっと神様が現れて自分をお日様の下に連れ出してもらえるのだと信じていた。 宮司様に拾われてからは少しずつ言葉を覚え、小学校には途中から通うことができた。中学にも通え、勉強できることがすごく嬉しかった。だからこそ凪により村が半壊し終わらない冬が訪れ学校に通えなくなってしまった
