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まず巨大宇宙船が出現し、さらにそこを米軍が攻撃したことで東京が壊滅的な被害を受ける場面から、日本の防衛や戦争を風刺する「シン・ゴジラ」みたいな映画…ではあるのだが、浅野いにおさん原作のアニメの絵が妙に戯画化されており、どことなく日常と非日常が同居するような不思議な雰囲気の映画。
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その被害から復興は進みつつも、上空に巨大宇宙船が浮上したままの風景がいつしか日常化し、悲劇は風化、人々は目の前の日常を生きる…という設定も、僕自身3.11後にそんな気持ちになったことはあったし、あの時代の雰囲気を絶妙に再現している。同時に、戦争が始まったらこうなりそうだな…とも思う。