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文学や哲学、歴史や科学を楽しむ「知的大衆」は明治末期から増え始め、戦後、爆発的に増大する。中卒、高卒で貧しくとも本を読み、新聞雑誌を読み、世界に目を開いた莫大な人口が日本の文化と生産と消費、ジャーナリズムや政治、それに出版や放送を支えた。

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戦後高度成長期に、会社勤めで定収入と余暇を手に入れた所謂"サラリーマン"が大量に生まれた。彼らはそれまで一部の好事家が趣味としていた読書を余暇に組入れ、彼らを購買層とする雑誌が生まれる。そうした背景の元に勃興したのが「中間小説」や「社会派推理小説」であった。

町山智浩@TomoMachi

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