↓ 鳥の囀りが一斉に降り注ぐ また歩き出せるか？と 吹き渡る風に尋ねたら 涙があふれてた めまい覚え瞼閉じる私を 深い懐に抱き寄せる貴方は連なりの遥か遠く 青く光る其の頂き... 梢ゆらす 風薫る 白州にて 2024.5.14改編

↓ 偶然じゃない 生きる意味 見つけよう 透明で無垢な純粋さも やがては色を変えてゆく 過ぎてきた時も共に在ったゆえ 全ては醸しだされる酒の様に 自然なのだと 嗚呼 紺碧の空の下 深緑の前山 その向に聳える山脈 育む森からの清流ずっと見てる ↓ 続

↓ 揺れる木々は段々と 豊かに繁る その葉色染めながら 寸前の秋の気配を示してる 嗚呼 紺碧の空の下 深緑の前山 その向に聳える山脈と 育む森からの清流をただ見てる 黙ったまま頷く町の景色が 時を経て埋もれてた想いを 心の隅から掘り起こす 甲斐駒(ヶ岳)が光る 雲間から現れるのは ↓ 続

↓ 嗚呼 紺碧の空の下 深緑の前山… その向に聳える山脈 育む森からの清流を又見てる 負けないように...でも 何に勝とうとしてたのか 人の弱さ許せず 自分さえ見失ってた頃 橋の下流れる 笛吹川のせせらぎが 記憶揺り起こせと耳に宿る 夏の終り告げる 蝉の声乗せた風が 一筋濡れた頬掠めてく ↓続

↓ 忘れ物は多分 あの日の自分 手放した物は 届かなかったんじゃなく 身近な方へ逃げた所為 幾つもの罪背負うけど 許してくれる？と 吹き渡る風に尋ねたら 懐かしい匂いがした 時間は空と同じ 刻々と色変えながら 季節を映してく 月日を経ても 肌で感じた記憶は この身に棲んで離れなかった ↓続