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しまおまほ『スーベニア』を読む。しまおさん、Voicyで完璧主義と言ってたけど、それが垣間見れるような小説。なんというか、容赦がない。主人公をはじめ、もろもろの描写が。でも、おかげで救われた気持ちになる。みんな迷うし惑うし、儘ならないんだなあと。そういうのを徹底して書いてくれてる。

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みんなのコメント

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解題ともいえるラスト、「もしかしたらそうかもね」と思うこで、それを慰みに生きてくしかないとも読み取れて、怖くて素敵。人生怖い。夢も希望もない。容赦ない。でも、生きてくしかない。みんな多かれ少なかれそう。となって元気が出てくる。良い創作物って薬みたいなもんだと思いました。

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