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『フラナリー・オコナー全短編』(ちくま文庫 上下巻)を読んでいた。自分の中に燻る自罰的な感情(具体的には家族や「世論」に復讐し、その後糾弾されるような自分を思い描いてしまう悪癖のようなもの)を友人に打ち明けた際、(続 pic.twitter.com/KrYSoiZGLD

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勧められたのが「救いようのない話をひたすら読む」という心のヤスリがけのような読書法。そんな経緯で紹介されたフラナリー・オコナーの描く人間の愚かしさ、無遠慮、哀切な醜さは強烈な印象を与える。解毒には痛みを伴うのが常なのだなぁと思いつつ、傷口に赤チン塗られたような感覚で読んでました。

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