ポスト
荷物をまとめて、心に区切りをつけて、🔥獄さんを自由にしてあげようって。 別れを告げた時、きっと俺の声は震えて、どうしようもない醜態を晒してただろう。 過去になんかできない恋心が、この人から離れることを嫌がる心が、告げるなとずっと俺を苦しめた。 離れたくない、そばにいたいと。 でも↓
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俺の恋心よりも、この人を苦しめたくない。 この人の幸せを祈りたい方が強かった。 俺じゃない人を選んだから、俺がこれ以上🔥獄さんの人生を縛ってちゃ駄目だと。 別れを告げた俺を🔥獄さんは引き留めなかった。 もしも、少しでも引き留められたら、この心の中にどろどろと渦巻く嫉妬をぶちまけて↓
