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《カンバスと猫》においても、猫は新しい絵画の技法に爪を立てている。 面白いのは、(実際は木版で描かれている)猫の方が油絵っぽい陰影と重厚感が付与されているのに対し、キャンバスの中の鶏は、自身のメディウムをネタバラシするように、版画っぽく描かれていること。メディウムが捩れている。 pic.twitter.com/1RXVnfSY1h

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猫鍋奨励会@naitoutougarasi

小林清親の《猫と提灯》。提灯の中に逃げ込んだネズミを、内側からの光で浮かぶ影として描く。なかなか面白いこころみ。 点描っぽい影が、うつろう光のその一瞬の様をうまく表現してる。西洋由来の表現を木版でモノにしようとしてる清親の野心が、ネズミを捕える猫の鋭い眼光に重なる。

猫鍋奨励会@naitoutougarasi

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