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綺麗なアイスブルーが光っていた。その輝きにすら莫迦にされている気がして、ゴミ箱に投げ捨てる。 硬く冷たい音がして、たったそれだけの関係だったのだという思いが不意に胸に広がって。最低の気分でゴミみたいに丸くなって眠った。翌朝のゴミの日に、ゴミに出してしまおう、指輪も、思い出も。

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きあん@stibnite223

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翌朝である、ゴミ収集の前にきっかり目を覚ました道は、己の指にしっかり光る指輪を見付けて悲鳴を上げた。なんだ?なんだこれ?昨日支離滅裂な気分で寝たから捨てたと思い違いをしていたのか?そうかも、そうなのかもしれない。 今度こそ外してゴミ箱にぶち込みゴミ収集車に連れて行ってもらおう。

きあん@stibnite223

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