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キンディーは数理科学的な著作も多く、占星術のほか、ラテン語訳でのみ残る視学(光学)書も重要で、例えばLindbergの有名な中世光学史の本のタイトルは、Theories of Vision from Kindi to Kepler。
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特にLindbergはキンディーの「点状解析」を高く評価します。これは、光源を点光源に分解し、光の軌跡を一本一本辿っていく分析手法で、少し原子論的な匂いのする手法ですが、イブン・ハイサムはこれを高度な幾何学を用いて展開し、ケプラーやデカルトはさらに数値的な解析を加えます。