ポスト
わたしの父は衛生兵で生体解剖の現場にたちあっていたことをこどもだったわたしにはなしてくれました。どうしてもつたえておきたかったのだといまはおもいます。 戦争で父は家も焼け仕事も失いました。晩年に東條英機が靖国神社にまつられたのに激怒してあんなものは国賊だと叫びました。
メニューを開く僕を可愛がってくれた大叔父は、外蒙、北支へ行った後、応召で行った上海から復員してきました。 飄々とした性格で僕と馬が合ったのですが、完全にアルコール中毒でした。 いろいろ原因はありましたが、PTSDもあったと思います。 「戦争は人をきちがいにするんじゃ」と言っていましたので。 (･ω･)
