当時の自分は、親が競馬が好きと言う理由で、親とG1を一緒に観る習慣がありました。また、競馬ゲーム「ダビスタ、スタホ」にのめり込んだり、漫画「みどりのマキバオー、風のシルフィード」を愛読していたりと、小学生にしては変わった所に好奇心を抱いていました。そんな時に現れたのが彼でした。
メニューを開く彼の走りは、いつも鳥肌が立つ勝ち方で、尚且つ当時の僕を現実の競馬の世界へ導いてくれるヒーローのような存在でした。2年連続2着の凱旋門賞は、子供ながらに深夜まで起きて生でレースを観て、彼を応援していました。そんな彼も、5歳の暮れで引退、ラストランは有馬記念。
