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鈴木大拙博士は主著『日本的霊性』の中で、日本人が真の意味で霊性を感得せしめたのは鎌倉仏教就中禅と浄土系思想の二つからであると定義されているが、禅と浄土思想は同じ仏教ながら一致点を見出すのが難しい程に思想が掛け離れる。 この似ても似つかぬ二者に霊性を見出した博士の見識も面白い。

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スカーロイ✈️@Skarloey_Engine

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雑な分類をすれば、道元の座禅三昧と親鸞の絶対他力はどちらも霊性を見出すのに有効であると、こう大拙先生は説く。 結論から言えば私もこのご意見には賛成だが、しかし南無阿彌陀佛南無阿彌陀佛と念仏するその先にいったいどんな絶対性を感得出来るというのかという禅側からの指摘は当然許される。

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