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陽炎「まぁいいじゃない、夜風も気持ちが良いですし…ね、大隊長？」 司令「ま〜…あそこは明るく話せるだろうし…いいよな？」 多摩「構わんにゃ」 不知火「ぬゐ！」 時雨「え…いいの…」 司令「おう あそこは中々奇妙な体験ができた場所でな…」 しれぇが話したのは、ある島の“奇妙な“記憶でした
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〜 あれはいくらか前、私が陸軍中尉として某島の奪還作戦に従軍したときの話だ。 島の位置はビスマルク諸島、君達の認識に沿えば、ラボウル泊地の周辺ってところかな。 時に我々は、ニューブリテンへの上陸に成功、ラバウル泊地を建設して間もない頃だったか、深海棲艦がその島に集まっていたようでな
