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現代日本人にとっては、水墨画のように重ねると暗い色になる画材が身近なんだと。 古典洋画(特に油画)に関しては、物理的性質と長期保存の目的を叶えようとすると、水彩のような薄塗り(大量の揮発性油での希釈)はできず、乾性油で溶いた絵具で下地層を作って絵具を重ねる技法が向いてたようです。

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三上裕喜@Kami_Yuse

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続き、古い技法の油絵に関しては中間色〜暗色の下地層を作ってから明るい色を載せていく技法が近代まで主流で、ハイライトほど厚塗りにするのが定石。 気候やビビッドな色への憧れを叶え始めたのは近代(チューブ型絵具と印象派)の登場からで、それまでは上記の技法の都合、彩度が低い絵が多めです。

三上裕喜@Kami_Yuse

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