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「私を助けて!」それと同時に聞きなれない大人の声「あっちから聞こえたぞッ!」状況は全く不明だが立ち位置はわかった。こいつはあのうるさい茶色服の大人に追われてる。頼られるのは嫌いじゃないけど明らかに関わってはいけないタイプのトラブルだろうな。そんなのすぐわかった。だから俺は…
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蒸気と油まみれの下層で私は走る。己の服を汚しながら。誰も知らないはずなんだこの街のこの世界のホントのことを。だから知ってしまった私は走るしかない。きっと世界を変えることに繋がるはずなんだ。前に進む事に必死だった。必死すぎて見えていなかった。痛みはあまり感じないけれど、