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表情へと変わっていく。理由は私の表情にあるだろう。自分でも自覚がある程に表情筋は仕事を辞め、無の表情をマツカワ先輩に向けたのだ。 「…お気持ちは嬉しいのですが、謹んでお断りさせて頂きます。」 そう淡々と返せば、本を終い、残っていた紅茶を一気に飲み干して立ち上がる。そして ↓

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二度と会うことは無いだろうの意味を込めて、「では、ごきげんよう」と返せば、マツカワ先輩の顔を見ること無くカフェテリアを後にした。そして現在に至る。…彼はいったい何度一目惚れをしてきたのだろう。何故か痛む胸に気付かない振りをして、最寄り駅までの間、目を休めることにしたのだった。 ↓

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