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「……お早う御座います。えっと…何故此方に…?」 「ん?ミョウジちゃんに会いたかったから」 言ったでしょ、一目惚れしたんだって。そう告げるマツカワ先輩には、昨日のお断りパンチは何も意味を成していなかったのだと悟り、思わず口角がひくつくのを覚えた。何を何処からツッコめばいいのか↓

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迷っていれば、講義開始の鐘が鳴り響き、結局何も言えずに黙りを決め込む他なかった。勿論講義になど集中出来るわけもなく。何度目になるか分からない溜息を零した時のこと、隣に居座るマツカワ先輩から何やらノートが押し付けられる。怪訝の眼差しを送るも、ノートを指さされ ↓

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