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そのまま真横に傷をなぞった。「…くすぐったい」突然懐かしい声がして尾は杉を見た。黄金色の瞳と目があった。咄嗟に逃げようとする尾を杉は捕まえて間近まで引き寄せた。二人の顔があと数センチで重なるほど近い。こんなに杉に近づけたことはなかった尾は数百年ぶりに心臓がドキドキした。

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みっけ🐾@mi2k_98

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「…やっと近くで見れた…」杉は尾を掴んだ反対の手でお返しと言わんばかりに尾の顔の傷をなぞった。「ずっと思ってたけどお前の瞳は黒i真i珠みたいで綺麗だなぁ」杉の瞳が細くなる。杉の胸の上下がゆっくりになり、肌から熱が逃げているように冷たくなってきた。

みっけ🐾@mi2k_98

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