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作り込んだセットではなくその辺の原っぱみたいなロケ。専用の武器ではなく素手かたまたま手に取った棒。正体不明の聖人ではなく顔と名前のある主人公が群がる敵の前で変身して闘う。高所にいたヒーローが掛け声と共に目の前に飛び降りてくる。それまでのヒーローとは臨場感が段違い。それがライダー。
メニューを開く本来特撮の魅力はもっともらしい嘘なんだけどさ。ウルトラマンとかね。いかにトンチで凄そうな画面を撮るかの勝負。方法は問わない。最終的にどんな素晴しい絵を出すかに腐心する芸。そういう意味では仮面ライダーは特撮の魅力とはある意味逆なのかもしれないね。本当に肉体でやってることに価値がある
