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訳者は研究者でもなく在野の企業人で、若き日に英語の教材で出会った本書に強く惹かれ80歳を目前に翻訳に挑んでいる。ちょうど妻が病にあり、この訳業が終わるまでは妻のいのちを支えてくれるのではないかと思ってのこと。ここで扉の献辞が甦る。そして巻末の堀江敏幸さんの解説で、5/n→

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訳者の有吉氏の人生と、この物語への深い思い入れと共通項を詳らかにし、一見不可解なウィルのふるまいの真の意味さえ理解させてくれる。本書はウィルの物語と有吉氏の人生、堀江敏幸さんの解説が三位一体となっていよいよ味わいが深まる、どれひとつとして欠かせない不思議な本なのである。6/n

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