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対して、生命の本質を、素材とは独立なその振る舞いや機能に求めるとき、生命とは何かという問いは、普遍的なその振る舞いの規則、いわばプログラムとして描写されることになる。

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生命の本質を質料ではなく、形相に求めようという試みは、人工生命や普遍生物学など、ごく最近でも繰り返されてきた。このとき、まさにセル・オートマトンのような自己増殖機構など、炭素原子からさえ自由な、形相としてのみの生命が志向された。

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