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『南三井家交通記録集』や『山口彦次郎関連文書集成』を読むと、江戸時代の人々がそれまでの国史をどのように認識していたかが、おぼろげに見えてくる、と言うよりも、人々の歴史認識自体がおぼろげであったことが見えてきます。現代のような学校教育がなかった時代、これは当然のこととも言えます。
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学校教育で歴史を教え込まれる現代人とは違い、江戸時代の人々の歴史認識はかなりアバウトなものに見えます。か、これは単に人々が無学であったからとは思いません。記紀を始めとする文献や史料を確固たる真実として、これらに基づく歴史教育をたたき込まれている現代人も、無知無学と言えば言えます。