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ある漫画家の方が手塚治虫の一番好きな作品は「白いパイロット」だと書いておられた。未読だったので図書館で借りて読んだ。1961年、手塚が33歳のときのSF冒険漫画だ。時代は60年安保をすぎたばかり、政治の季節であり、社会党がまだ二大政党だった。この作品もミグルシャという専制国家と日本を

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舞台に権力争いに巻き込まれた生き別れの双子の物語になっている。映画や小説が風俗の部分から色あせるように、ギャグの言葉の使い方や音楽の選び方には時代が感じられるが、460ページある物語を飽きることなく読み終えることができた。手塚の評価の高い作品はたくさんあり、このタイトルは

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