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また、エッセイでは『電影草廬談話』内の「墓地」という話しで、 北村透谷が、わざと墓地の境内に住んで、石塔や卒塔婆に囲まれて風情を感じていたというネタが印象的だった。 確か、倉阪鬼一郎の若い頃のエッセイでも、同じ事をやっていたのを思い出した
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小説では『我牢獄』がよかった。 妖怪っぽい看守や、虎、ガラガラヘビ等がいる、 自意識の牢獄に閉じ込められた小説家の、どん詰まりの自問自答という内容で、 トマス・M・ディッシュのSF短編小説『リスの檻』を連想した。 →