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『俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか』（南綾子／双葉文庫）読了。売れない小説家でコンビニ店長の春来。夫と離婚しタワマン住まいを手放した夏枝。ヤングケアラーとして家族を看取った真冬。スナックのママをやっているゲイの秋生。中年と言われる年齢になるまで（続 pic.twitter.com/K9xBCovNQx
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続）友人関係を続けてきた4人。それぞれの人生にいろんなことが起きて、喜んだり落ち込んだり。中でも春来の章でコンビニのお客さんがポツリと漏らした「嫁さんでもいてくれたらな」という言葉がずっと耳に残っている。人間の不器用さが切なく、愛おしい。4人が幸せになれるよう願いながら本を閉じた。
