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「おぉーどうした。」 「いや探し物を…」 「そうか。」 父親は黙って入った私を怒る様子もなく、ただ一冊の本に意識を傾ける。 ホントに一生懸命、赤ペンで気になる所をチェックしていた。 そんなに人生に役立つ本なのかと。 どんな本なのか聞こうとしたが、父親は絶対に教えてくれなかった。

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スルメ🦑手書きでギブする副業コンビニ店員&Kindle作家@surume4832

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あれから数十年。 コンビニで働きながら、電子書籍作家として活動するようになった私。 年間300冊以上読むようになったのは、父親の影響もあるかもしれない。 こんどお礼を言いにいこうかなとおもいながら仕事をこなしていると。 見つけた。あの時父親が血眼になって読んでいた本。その本には

スルメ🦑手書きでギブする副業コンビニ店員&Kindle作家@surume4832

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