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エリックは帰国命令に背いたとき、ハンドラーに対しても家族を連れて出国するよう勧めている。オーストラリア当局だけでなくメディアにも中国の工作手法を暴露するのは国家の評判上も大きなダメージとなる。ハンドラーは降格処分に留まらず、刑事訴追もされる可能性もあるのだろう。
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なお、偽の離反者である可能性もあるので、オーストラリア当局は他の関係者の証言とも突き合わせて徹底的に調べたと思われる。今から50年前だが、ソ連KGBは、中国の情報機関がソ連に送ってくる偽の離反者(亡命希望者)の対応に苦労した記録が残っている(これは近々、論文で発表する予定)。