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どうも僕はコトの重さを先んじて逡巡をするのだけど、中島さんはいつもモノの大きさを教えてくれる。言葉が後頭部から伝わってくる風のような人だな。と、思っていましたが、なるほど、岡潔さんが私淑の先生でしたか。
メニューを開くある人には認知できるけれど、ある人には認知がむずかしいものというのはザラにある。典型的なもののひとつが芸術衝動とか変性意識とかだけど、認知ができない方々は「そんなものは無い」と考えがちだ。その根拠は「わたしが認知できない／見えない／体験がないから」といったトートロジーにすぎない。
