ポスト
石の階段を降りると、学年主任の女の先生が待っている。「いや、ホントですよ。」その人は私に話しかけて来るので私も相槌を打ったり、返答したりしなければならない。どうやら私は職場に復帰したようだ。数人の教師たちで、天井付近に生徒が書いた班ごとの目標を掲示している。とても高いところ→
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なので、頭をのけぞらせて見る。近づきすぎるとよく見えないですね。と私が言う。他の先生たちはさっきから掲示作業をしていたのに私は何もしないで見上げているだけだ。目標用紙は光ってよく見えない。すると、それらの紙が空中に浮かび始めた。凧のようにふわふわ浮き上がったそれは一枚ずつ空に飛→
