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15世紀前期の京都では「ミミツブルル/ミミツブレ」という語が使われていたということが『福田方』の2写本から窺うことができる。これは字書・辞書系統では確認しきれなかったことである。しかし、14世紀後期の京都でも「ミミツブルル/ミミツブレ」が使われていたかどうかは断定はできない。

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それは内閣文庫本『頓医抄』の聾語彙訓読にも同じことが言える。この写本は室町時代に書写されたものとみられており、「ミミツブレ」という和訓は見受けられないものの、それが直ちに室町時代の鎌倉では「ミミツブレ」が口語として用いられていなかったということにつながるわけではない。

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