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一方、従軍作家として徴用されたシンガポールで日本軍の蛮行を目撃した後、地平は南方文学を封印、戦後は中央文壇から距離を置き、故郷の宮崎での文化普及活動に身を投じていく。植民地、戦地を見て書いた帝国日本の男性作家の転向の記録としても貴重である。
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今回の上映会は、中国語中国文化学科の主催、東京台湾文学研究会、日本台湾学会との共催で実施する。小松孝英監督もご来場予定であり、台湾文学研究の第一人者で本作の歴史顧問を務めた河原功先生にご講演いただく予定である。