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10年くらい前。ある講演会の質疑応答で名もなき1人のお母さんが言った言葉がずっと残ってる。 「何もせずボーッと床に転がってる時間て必要だと思うんです。その日の出来事を自分の中で落とし込んだり整理したりする時間。今の子はそういう時間がない。やる事が多すぎて→
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→ 今日を整理出来ないまま次のタスクが来る」 私自身わが子にはできるだけ充実した意味のある時間を過ごして成長してほしいと思っていたし、「ボーッとする」のは学校でも良くない事として注意されてきたから、その意見は目からウロコだった。 でも確かにその通りで、→
ディズニー版くまのプーさんでは クリストファーロビンは プーさんに別れを告げます 学校という処に行かなくちゃならないから ぼーっとしたり 森の中で散歩したり 出来なくなる だから 僕がいなくなっても 君はいままでどおりに・・・
はじめまして。昔ある地域のコンテストに関わりました。「大きくなったら」がテーマでした。「医師」「サッカー選手」など職業を期待して開催されたのですが。蓋をあけたら「ゆっくりしたい」「猫になり日向ぼっこ」「のんびりできるクラゲ」が沢山。子どもの疲れに地域まとめ役が絶句していました。
今の子どもって幼少期…なんなら乳児期から忙しいですよね。保育園の子は朝から夜まで既に大人並みの時間出勤してます。就学後も学童や習い事、発達障がいの子はデイ。帰宅は夜で大人のわたしから見ても大変だなぁと思うんです。そう考えたらぼーっと何もしない時間が外で生じてしまうのも仕方ないのか…
ほんと今の子どもは要求されることが広過ぎて、頭をリラックスさせる時間が殆ど無い。 運動でもインターバルが重要な様に、脳もインプット後はリラックスさせて記憶をデフラグする時間がないと定着しません。その次にアウトプットをして、思考力を養わないと。 もっと時間配分はゆったりで良いと思う
星野道夫さんか、野田知佑さんの本にあったお話を。 ポーターの人たちが、ある地点で歩みを止めてしまったので、どうしたのかと欧米人登山家が問うと「(急ぎ過ぎたので)心を置き去りにしてきてしまったから」と答えたそうです。(うろ覚え) 心の速度に合わせないと無理が出ることを最近とても感じます。