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母は万物にオリジナルの名をつけるのが日常で、家族は本来の名を当てる能力が養われていった。 母が亡くなる数日前のこと。「おやじーず」が見たいと繰り返し言う母に、iPadを購入しプライムビデオをセットし「おっさんずラブ」を見せた私は、母の卒業試験に合格したのだと思う。
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母よ、卒業まで病床の中見守ってくれてありがとう。その遺伝子は長男に引き継がれ、訳の分からない慣用句や熟語を話します。慣れすぎて訂正してやらずに高校生まで放置してしまったので、最近訂正するようにしました。今日はしんじんたいしゃを新陳代謝に訂正しました。