先日大往生したB級映画の大プロデューサー、ロジャー・コーマンも 「ジョーズとスターウォーズで映画制作はひっくり返ってしまった。私が作るような映画をメジャースタジオが巨額マネーで作るようになったのだ」 と、半分嘆き半分揶揄いで語っていましたね。

何が凄いってプールでのスタジオ撮影もミニチュア特撮もスクリーン・プロセスも使わず実物大のサメを作って海に沈め俳優たちと本当に格闘させそれを別の船から撮影するというライブアクションだったことだよね。

よく言われるのは前半はグロいホラータッチで恐怖を浸透させて後半は楽しいくらいの痛快な海洋アドヴェンチャーに、各シーンにかなり多くBGMがついて効果的に煽っているのも他には無く別格だと思います。

そういう視点での前後なら、邦画界の場合、角川春樹が仕掛けた71年の「ある愛の詩」が、原作と映画の「メディアミックス」で大成功した先鞭。ここから”自前主義”路線で、横溝正史の再発掘と「犬神家の一族」映画化へと繋げていく。

それらをひっくるめて、ジョン・ウィリアムズ御大の功績も大きいかと存じます。 僕が映画音楽に興味を持ち出したのも『ジョーズ』が最初でした😌

最近亡くなったロジャー・コーマンが、「ジョーズ」と「スターウォーズ」を観て本当の危機感を持ったと言っていますよね。つまり、今まではB級映画と言われてきたジャンルに、メジャー会社が資金と才能を本格的に注ぎ込んできたと。それだと低予算の自分は勝負できないと思ったのでしょうね。

ジョーズのこのシーンは何回観ても怖い🦈

もっと前に【2001年宇宙の旅】があります

子供の頃、映画館でこのシーン観た時の恐怖といったら

TLにきたSWのポストを読み、いきなりSWが登場したのではないので、映画史としてその前後を整理論じ解説した書籍など無いなぁと思いました。 JAWSは確かにその後に影響を与えた作品ですね！いずれにせよルーカス、スピルバーグは避けられない😄 変化を与えた作品としては「エクソシスト」も考え(文字数