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「クリミナルマインド」を観ていると、特にペドファイルの犯人は嫌悪感しか湧かない。 三浦綾子「氷点」は女児の殺害から物語が始まるのだが、犯人はおぞましいペドでは決してなく、今から思うと境界知能の分類に入る男性だった。「氷点」では人の弱さや醜さ、ずるさが描かれるが、三浦氏は、

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それを断罪しない。人は弱いもの、人を裁く権利のあるのは神だけだ、という敬虔なクリスチャンの思想が表れている。 クリミナルマインドは、極悪犯罪者が多数出てきて胸糞悪いのだが、ガルシアの”I want to see the good in people.”に共感する。悪だけでなく善も人の内にある。弱さも強さも。

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