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発した薬によってフェ様が彫刻から元に戻っても、一度身に付いてしまったわたしの習慣は消えなかった。 ふとした瞬間に不安になっては彼の元を訪れて、お互いにどろどろになるまで舌を擦り合わせる。長椅子の上。座面に膝を付いたわたしの眼下で、溢れそうなほど注がれた唾液を必死に飲み下す姿に気分

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が高揚する。 彫刻になっていた時は伏せられていた瞼が開かれて、僅かに潤んだ瞳がわたしの視線を受けて恥じ入るように逸らされる。口端からこぼれた飲み込みきれなかった唾液を、そっと指先で拭って彼の口の中に押し戻す。 「!っ……ろ、ま。…ん」 抗議しようと開かれた唇にすかさず他の指も突っ込

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