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「ミルグラム実験」の紹介で「権威者の指示で電流を流す(とする)実験に疑問を持ったのは戦争経験者の主婦たちだけ云々」というのがありますが、実際は40人の被験者中26人が最終段階まで、残り14人も警告表記がある電流量の2倍までは脱落せずに実験を続行しました。結局、人間にブレーキはありません。
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実験モデルに問題がある等々、批判は多いですが、追試や類似実験でも「ここからは危険であるというヒント」をいくら用意しても、指示された場合は危険ライン前に抗議するケースがほぼ誤差……というメタ分析もあります。「仕事」で一線超ちゃうときって、会社のせいにできるからだったりしますよね。
