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判別もつかないほどの変容、声すらも違う包帯まみれの男。触り方も指の感触もまるで違うのに、どうしてこんなに身体が熱くなるの? 「――さん…」 震えた指先が核心に触れる、蓄音機の聞こえる不協和音が遠くなる。 ねえ本当は、貴方はだれなの? ねえ本当に、貴方を信じても?

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猜疑心ばかりが募るふたりの部屋。あの人と俺だけの、ちいさな箱庭。 ――さん、――さん、一等大切な貴方。 貴方が誰でも構わない。生きて帰って来てくれて、それだけで俺は…… 「――ではないよ、🍉」 懐中時計の針は、未だ止まったまま。 🍃🍉/某文学パロ

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