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場所がわかった。 それはびょー棟の最上階の角にある談話スペース。 無音のテレビが設置されていてそれを囲むように長椅子が置いてあるがそこに座っている人を僕は🐯以外に見たことがなかった。 「またここにいた」 「…毎日俺と喋ってて飽きない?」 「君は?」 「…」 「…」 「あのおじいさん

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めり-✂︎@mery_5u

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今晩亡くなるね」 「ぇ?」 びょーいんに勤めていると不思議なことはよく起こる。 その晩🐯の視線の先にいた患者は急変して本当に亡くなった。 ただの偶然だ。そう思いながら忙しく働いていれば気がつけば🐯に合わずに一週間ほどが経っていた。 「久しぶりだね」 「またきたの?」

めり-✂︎@mery_5u

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